Padmini 私に戻る場所

女性である事を楽しみ、健やかに美しく生きる為に、私が思う大切なこと好きな事、そしてわたしの日常を綴ります

「性」と向き合うきっかけ

ミッション

 

そう聞くと、なんだか難しく感じちゃうけど、

「何のために、誰のために」

となると、言葉にしやすくなる

 

私の想いは

『性を正しく理解し、

自分の心と体、そして人、

その繋がりに、愛をもって大切にした

幸せな女性や子ども、家族を増やすこと』

 

これに尽きる

 

 

屋号 Padmini(パドミニー)にも

実はそんな想いを込めてる。

 

性に関して、安心して語れる場所

 

Salon☆Padmini は、そんな場所を目指してしています。

 

 

性教育」と表現すると、

なんだか私にはおこがましくて、違和感があるんだけど、

性に関して正しく理解して共存する方法論?

←余計おこがましい?

性教育」でいきます 笑

 

 

私の助産師デビューは、

妊娠出産おめでとう!

という幸せに満ちた場面ではなく、

 

これが性の現実と言うのか、

産婦人科の裏側と言うべきなのか、

中絶手術の介助ばかり

毎日毎日、何件もの手術でした。

 

そして、そんな日々に、

私の過去の古傷が疼きました

 

私が過去に当時付き合っていた彼から受けた「デートDV

その時の心の傷は、その彼と別れた後も、

性に対するトラウマとなって残り、

助産師として、

性を扱うことを生業としている者として

相応しくないんじゃないかと、

自分自身を汚くなく感じ、罪悪感をもっていました。

 

そんな私が、今の主人と出会い、結婚👰🤵

第一子を授かった時のは、

3回の流産と、

子宮外妊娠で片方の卵管を切除すると言う、

生殖器の一部を失う経験をした後でした。

 

それでも授かることのできた命

性の尊さを、身を持って感じた瞬間でした。

 

しかし、子供が生まれた時、

性に対するトラウマが、

フラッシュバックして襲いかかり、

こんなに愛おしい我が子が、

性の被害者、加害者になるかも知れない

本当に怖くて怖くて

病室で声を押し殺して泣いていたのを覚えています

 

はじめての育児に対する戸惑いや、

産後の疲労

命を育む事への責任の重さに押し潰されそうに

なっていた事も影響していたと思います。

 

 

また、

妊娠出産育児という経験は、

女性としての性機能を喪失させる体験にもなりました

 

骨盤底筋のダメージによる、

尿もれ、子宮の下垂感。

 

パートナーとの心のコミュニケーション不足、産後クライシス、セックスレス


私にとっては、

また性に対するトラウマが残る出来事になってしまう。。。

 

でも、

こんなにも愛しい命を育み、生み出す私の身体。

素晴らしく尊く、美しいに決まっている

性を否定する事の生き辛さは、十分に経験した。

もう、性に対する恐怖心に負けるのが嫌

 

私は、子供たちに

性の素晴らしさ、尊さをしっかりと伝え、

たくさんの経験をしてきたけれど、それでも、

「わたしは、わたしに生まれて良かった」

と、その姿を見せて生きていきたい。

それを伝えられる親になる。

 

そう思ったのが、自分自身の性と真剣に向き合うきっかけになりました。

 

そこが私の、「子育ての軸」になっているのかも知れません。